2011年6月6日月曜日

ドイツ気象庁から


6月6日(月)、7日(火)、8日(水)の予報画面です。
東京や神奈川は、五月晴れの気持ちいい朝です。
「輝く五月の光のなかで、ぼくらは息絶えていた。」という詩の一節を思い出す。
昨夜、甲州街道の中野辺りを走っているとき、キーンというもの凄い耳鳴りにしばらく襲われたけれど。
ドイツ気象庁のFUKUSIMAの予報を見ると、南からの強い風と、昨日、誰かがTwitterで投稿していた通り
1号機からの強烈な放射線をドイツ気象庁のコンピュータはよく捕らえている。
背筋が凍るような範囲で焦げ茶色の放射能の嵐が吹き荒れているのだが、真っただ中の仙台や石巻や岩手県や青森の人々はどう思っているのだろう。体に何も変調を感じないのか。
僕らだって、きょうは良い天気だと思って安心しているのかも知れないけれど、おそらくもう人間の手に負えないというか
そもそも自然界にあってはならないものを人間は作り出してしまって、それが暴走をはじめているのだから、ぼくは、こう
思うのだが、おそらく僕らの五感や第六感というものから超越した存在のものなのであるから、もう眼を凝らして見たり、心の中で何か感じないかと全身の体毛を逆立てて見たりするのは諦めて、それは実に観念的な方法なのだが、この世の物とも思われないあり得ないものが、もうすでにわれわれの体内を占領し、私の家の中のそこら中に溢れているのだと。

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