2011年3月11日から10日位してフロントガラス内側に貼る「緊急車両証明」のステッカーを福生警察でもらった。行き先は決まってなかったが支援物資を届けるために何処か行政の災害対策本部か特定の被災地を適当に書いて置いた。箱根強羅の湧き水を10キロ毎専用パックに取水しに東名に乗ってもそのビニールパックや段ボール箱を買いに圏央道に乗っても要するに中央道も首都高も東北道も常磐道もこの証明証で何処まで走っても高速代は無料だった。おまけに日本中が戒厳令でも敷かれたように静かだった。おまけに東北に向かう車は何時間走っても一台もなく不気味だった。おまけに東北は初めてだった。おまけに自衛隊の兵站輸送トラックや速射砲を積んだジープや大砲を積んだ戦車の群れに何度も遭遇して訳もなく怖くなったものでした。
2011年6月29日水曜日
第9次東北支援トラック隊プラス6/26福島1万人集会バスツアー
皆さま
「阻止の会」からのバスツアーの呼びかけの通りですが、
どちらも「東日本大震災緊急支援市民会議」の主催でありますので、
ここはお互いに協力しなければならないところだと考へます。
私のお願いは塩見さんの提言されている「福島第一原発の吉田所長と福島県民の団体交渉」を桜井市長へ
「親書」というかたちで面談時に提言するというのを実現させたいということです。
「福島原発共同デスク」に対しても6/26集会バスツアーの窓口は「東日本大震災緊急支援市民会議」という
ことになっている関係上からP.P研のかたからも私宛に南相馬市への道順や阿武隈川沿いに行く県道を
行く方法はどう思うかと電話での問合せがあります。
私たちはそこでしんどい思いを経験しているのでその県道は途中の検問で飯館村経由しかなくなるので
それは止めたほうがいいとか福島市から伊達市経由の国道しか最短ルートはないとかお答えしているわけで、
そのなかで桜井市長と面談する時間が分かれば「共同デスク」で公開してほしいとか
いろいろな要望も来ておって、それではどうしたらいいかという風に考へると、
桜井市長には6/26集会のことは知らなかったというので、
もっともっと「福島県を脱出するということの意味について」分かってもらうよう今夜メールで資料を送っているところです。
明日の午前中にもう一度われわれの統一見解として6/25の午後3:30か4:00に面談時刻を変更してもらうよう
お願いしてみます。おそらく8割がたは今朝話した感じでは変更可能なような気がします。
おそらく「共同デスク」から何人参加してくるかは不明ですが、40人全員で市長室での会談になると思います。
おそらくこの桜井市長との会談に参加されたかたはボランテイアというものの意識が変わると思います。
われわれはただ単に「野菜と果物」を運ぶためだけに組織されたわけではない。
しかも、「もうその任務は終了したのだからどうしても行くなら自費で行ってくれ。」という寝言をいう
かたもわれわれの中にもいるにはいるのですが、終了宣言を出しているのは国家権力側の寝言であり、
避難所や被災地では依然として「野菜も果物も飲料水」も不足していて子供たちは栄養不足(または栄養が
偏って、)で母親たちも必死なのだということに誰が応えることができるのか。少なくともまだ
われわれは応えることが出来る間は応え続けるべきなのである。
私が明日提起している公開カンパ要請議案はそういった背景があるのです。
おそらく、「野菜と果物」という物資を運ぶことがわれわれ「市民会議」の支援形態だと私も異論はない。
しかし、避難所「リゾートイン磐梯」に3泊4日もいるという意味とはいったい何なのかということは
最早、わかる人にはわかっているのではないでしょうか。
少なくとも磐梯町役場災害対策本部の担当には奇異なものとしては思えなかったのだろうと考へます。
そこでのボランテイア受け入れ許可書が今回、福生市役所防災課で「交通手形」をスムースに
発行申請できたことに繋がっていると思うからです。
申請書は車2台分で46枚書きましたが、
さてわれわれがそこで何をやったかは、後日参加者のレポートから読み解いて欲しい。
出発に備えて長船から
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